就活、就職試験のご参考に  

生の方から就職を見ると「是非採用されたい」 となります。どうすれば採用されるかを考える事でしょう。 ここでは企業側から学生を採用する時の見方を記しておきます。 何かのご参考にして下さい。当然ですがどこの企業にも共通する という万能ではありません。
 
業が人を採用する場合は2通りです。
1)即戦力がほしい
2)新人がほしい
 
1)の場合は、学生では少し大変かも知れません。 IT企業なら先端のプログラミング技術を持つ 学生であれば、ものの数ヶ月で戦力になるでしょう。 しかしたいていの場合には学生にそれを望むのは 難しいでしょう。 2)の場合はどうか、企業はどういう視点 で学生を見て、採用するのか。それについて採用 側にいた経験で以下に列挙します。
 
1)学業成績は「中の上」以上ぐらいか
これは自分の目前にある課題を学生の間、真摯に取り組んで いたかの指標になるからです。仕事にもそのように取り 組んでもらいたいという気持ちです。あとはやる気の指標 にもまります。
ただし優等生が企業で活躍できるかというと、決してそう ではありません。学生の学業は与えられた課題を理解し、 覚えるだけでもかなりいい成績が取れますが、企業での課題には 答えがありません。やり方も決まった法則もありません。 未知の課題を独創的考えで解決していくのが企業の業務です。 学業成績を見ただけで、そのような業務に向いた人材か否か は分かりません。ただし、人事課の人でこれが分かっていない 人は多いです。
 
2)頭の回転が速いか、機転が利くか
仕事の内容を1から10まで指示していたら、日が暮れて しまいます。ある程度仕事を覚えたら、あとは機転を利かせて どんどん仕事を進めてくれる人かどうか。勝手に進められても 困りますが、そこは報告・連絡・相談をうまくやりながら、 判断しながら機転を利かせてやってくれなければいけません。
 
3)素直な性格かどうか
企業では担当者の意志や希望に反して、また例え理屈に 合わなくても、上司の指示どおり 仕事を進めてもらわなければならない局面が多々あります。 独創性があり機転の利くという性質と、素直な性質とは実は 相反するものです。バランスの問題でしょうか。 しかし素直な性格は採用する企業にとって は魅力的な面でもあります。採用者の印象もいいでしょう。 ただ、バカで素直なのは困りますが。
 
4)やる気の有無
やる気の有無ですが、学業面でのやる気が一番大切です。 いやな学業でも一生懸命できたという面が重要なのです。 学業ほったらかしでバイトでやる気があっても、だめです。 それを強調する人がいますが、 だったらそのバイト先で採用してもらえば、という所でしょう。
一般企業では、採用後どのような仕事になるか分かりません。 大企業なら余計その傾向は大きくなります。 どんな仕事でもやる気まんまんで取り組んでもらえる人材が 一番です。つまり、好きな事はやれるが、嫌いな事はだめ、 という人材は企業にとってはほとんど魅力ありません。
営業のプロ、パソコンのプロとか言うかも知れませんが、 その前にまずサラリーマンのプロになる事が必要です。 サラリーマンのプロは、会社から指示された仕事は、例え どんな仕事でも、にっこり笑って、その仕事では誰にも 負けない専門家になれる、それがサラリーマンのプロです。 サラリーマンのプロ=仕事請負人。
例え資料室係に回されて仕事場が地下室になっても、「はい! 分かりました」と喜んでその業務を遂行し、かつてなかった ような便利ですぐに情報にアクセスできる資料室にできるとか であれば、サラリーマンのプロと言えるでしょう。 企業は決してそのような人材をいつまでも地下室の資料室係には しておきません。羽柴秀吉は草履係、薪炭係でも誰より優れた 業績を残して、最後は城攻めのプロとして信長に仕えていた のです。
 
だ、2)〜4)は個人の研鑽で よくできるものではなく、生まれ持ったもの、或いは 育った環境などが大きく左右するものかも知れません。 努力シロが少ない部分でもあるので、難しいかも知れません。
2)は自分の経験の中から、自分が機転を利かせてうまく いった例などを準備しておく。3)は目つきが重要。 かわいいペットを見る優しい目つきがいいように思います。 4)はドリンク剤で元気にしてから面接を受けましょう。 疲れて眠そうではだめです。また希望業務を聞かれれば 「希望はありますが、どんな業務でもその道のプロになりたい」 とはっきり言う事でしょうね。
 
今企業では、正社員ではなく、 派遣社員を多く採用する 傾向にありますが、上記のような人材が減っているのも 大きな要因の1つだと思います。 業務内容に文句をいい、給料が安いと文句をいい、独創性 もやる気も積極性もない、色々な物事に興味を示さない、 そういう人が多くなってきているからだと言えます。 逆を言いますと、派遣だと企業は業務内容や給料で文句を 聞く必要はありません。どっちみち独創性・やる気・積極性 の無い社員を採用するなら、派遣でもいい、という事に なるのです。
 
務員や行政法人は独創性・やる気・ 積極性は一切不要です。 むしろある方がじゃまになります。 うまくもぐりこめれば、楽ちんコースですが、人が経済の 方を向いていない分、どろどろした人間関係で職場が覆われて いるのも常です。また天下りキャリアが仕事もせず高給を 取っている矛盾などに苦しむ事でしょう。
仕事は単なるお金儲けではなく、人生をかけて取り組む大きな 対象で、人生のかなり大きな部分を占めるものです。 その部分がやる気も不要な どろどろした仕事になるなどは、決して楽しい人生かどうか 疑問の残る所だと思います。そのような事が気にならない 人種が公務員として長く勤めていると見てほぼ間違いない ことでしょう。
 
採用になることがありますが、 決して本人の資質が悪いとか ではありません。採用する側では、人数さえ制限なければ採用 したいな、と思われる人はたくさんいます。
また採用の担当者は、人事専門の人で社内の実務に精通して いない場合があります。人材を見抜けない人って意外と多い のです。何度不採用になっても、採用する側に問題があるケース も多々ですから、何も気にする必要はないと思いますよ。
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